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タクトホーム株式会社さま


現金取引が不可欠な不動産業界
ATM受取で営業所への送金を効率化!

現金での送金事務を効率化する、セブン・ペイメントサービスの「ATM受取」。
セブン銀行ATMとセブン-イレブンのレジで原則24時間365日、送金されたお金を現金で受取ることができるこのサービスを、タクトホーム株式会社さまでは本社から営業所への送金に利用していただいています。
これまでは営業所の担当者が本社を訪れ、現金の受渡しをしていた業務を、ATM受取での送金に変更したことで、営業所と本社双方の担当者の負担を大幅に軽減しました。さらに将来的には別の業務においてもATM受取の導入を検討されています。

実際に社内での送金にATM受取を利用してみて感じたメリットや、そこから広がる新たな可能性について、タクトホーム株式会社 経営管理部経営企画課次長の伊藤雅臣さん、経理財務部次長の小櫻一樹さんに、セブン・ペイメントサービス営業部の稲井心と共にお話を伺いました。

本社から営業所への現金送金が大きな課題だった
――最初にタクトホームさまの業務内容を教えてください。

タクトホーム株式会社 経営管理部経営企画課次長 伊藤雅臣さん

伊藤:戸建住宅用地の仕入れから、住宅の設計や施工、販売、アフターサービスまで一貫して提供する不動産分譲事業が主なビジネスです。賃貸と同程度の負担の住宅ローンで、品質の高い住宅の購入を可能とすることで、お客さまのニーズに応えています。1都3県を中心に、全国に60ヶ所ほどの営業所を構えております。
――どのような業務にATM受取を導入していますか?

伊藤:本社から営業所への送金に利用するため、2022年8月に導入しました。1ヶ月後には全営業所で使うようになりました。
――導入前はどのような課題を抱えていたのでしょうか。

伊藤:導入前は各営業所に、印紙代や駐車場代、高速代といった必要経費用の現金を保管しておく金庫を設けていました。1都3県にある営業所は管理の大変さから銀行口座は作らず、本社まで現金を取りに来てもらう形でした。頻度としては月に1、2回程度ですが、遠方の営業所だと片道何時間もかかって非常に非効率なことに加え、セキュリティの観点からも、営業所にあまり現金を置いておきたくないという課題があり、なんとかしたいと考えていました。本社の担当者にとっては、毎月銀行にまとまった金額を引出しにいったり、受取りのために準備したりすることが負担でした。

小櫻:現金を取りに来てもらうにも、本社の社員は土日が休みなのに対し、土日も営業している営業所の担当者は平日に休みを取ります。そのため、現金を受取りに来られる日が限られ、お互いに不便だと感じていました。
――ATM受取のことを知るきっかけは何でしたか?

伊藤:最初は検索だったと思います。ほかの送金サービスとも比較検討したのですが、現金のやりとりができること、口座を開設しなくてもいいことがATM受取を採用する決め手になりました。

小櫻:不動産業界特有だと思うのですが、印紙代や役所への申請料など、現金でしか支払いができないものが多いので、現金を送れる点はどうしても外せないポイントでした。
ATM受取導入と同時に、業務をワークフロー化し送金がよりスムーズに
――新しいシステムを、導入から約1ヶ月で全営業所に展開するのはかなりスピーディーですね。導入にあたって何かご苦労はありましたか?

伊藤:特に苦労したことはありませんでした。セブン銀行のATMが設置されているセブン-イレブンは全国どこにでもありますし、ATMの操作もすごくかんたんですから、受取る側の社員にとってもまったく問題なく進められました。
――セブン・ペイメントサービスでは導入時にどのようなサポートを行いましたか?

株式会社セブン・ペイメントサービス 営業部 稲井心

稲井:タクトホームさまでは営業所のご担当の方が現金を受取るというルールにされているので、その方々向けに操作方法をまとめた資料をお渡ししました。資料といっても、難しいものではなくA4用紙1枚程度のものです。短期間のあいだに全営業所で問題なくスタートしていただけたのは、我々としても非常にうれしく思います。
――ATM受取を導入して課題は解決されましたか?

伊藤:はい。営業所の担当者が本社に来る時間や手間、コストがなくなりました。現金を営業所の金庫に保管しておくリスクも解消されました。さらに、ATM受取の導入を機に、各営業所からの申請についても、電子申請できるようにワークフロー化しました。ATM受取はCSVファイルのアップロードにも対応しているので、送金先とその金額のデータを用意してアップするだけで準備ができます。それによって、FAXで情報を管理していた業務の効率化を図れたことも大きいです。
――それまで各営業所からの申請はどのように行われていたのですか?

小櫻:FAXで申請書を送信してもらい、受取りに来たときに受領印をもらっていました。
――紙ベースのやりとりだったんですね。

小櫻:そうなんです。ただ、それだと営業所側はFAXを送ったと言うのに、本社でそれが確認できていないということもありましたし、全営業所から毎日のように届く申請FAXを管理するだけでも大変でした。
――ATM受取を実際に利用しての感想はいかがでしょうか。

小櫻:本社経理部の業務としては、ATM受取の導入によって多くの面で便利になりました。例えば、各営業所の担当者が本社に来ていた頃は、現金を渡すために本社の担当者が月に一度、銀行にまとまった額を引出しに行っていたんです。さらに、渡すときも毎回、数えて封筒に入れる作業がありました。金額を間違ってはいけないので、ダブルチェックで金額を確認していました。ATM受取導入後は、そういった作業の必要がなく、かなり労力を削減できたと思います。
――営業所からの評判はいかがですか?

小櫻:曜日に関係なく現金を受取れるのがいいと、非常に好評です。営業所で現金を管理しているのは主に事務員なのですが、ATM受取の導入前は、残金が少なくなってきたから早くお金を取りに行ってほしいと思っても、担当者の都合がつかなくてなかなか行けないといった状況もあったようです。導入後は本社からの送金を毎週金曜日に行い、土日も含めて都合のいいタイミングにセブン-イレブンのATMから担当者が受取れるようにしました。今まで本社まで来ていた担当者だけでなく、営業所の事務員からも評判がいいです。

稲井:タクトホームさまでは、新しく追加された予約機能もお使いいただいていますよね。送金日が指定できる機能ですが、使い勝手はいかがですか?

小櫻:すごく便利ですね。それまでは営業所から届いた申請を、送金日の金曜日にまとめて承認していたのですが、送金日を予約できるこの機能ができてからは、事前に承認できるので助かっています。

稲井:社内のルールなどでメールの送信日を定めている企業さまも多いかと思います。予約機能を利用していただくと、送信日に承認する必要がありません。事前に承認までの準備をした上で、決められた日程でメールを配信できるため、社内での運用体制をより構築しやすくなるのではないでしょうか。
今後は社内の経費精算やお客さまへの返金にも導入を検討
――今後、ATM受取をどのように活用していきたいと考えていますか?

伊藤:今後導入したいと考えているのが、お客さまへの返金です。住宅をご購入いただくと固定資産税が発生するのですが、ご契約時点ではまだ金額が確定していないため、現在は金額が確定してからお客さまにご請求する形をとっています。それを、今後はご契約時に予想される金額を概算でいただき、正式な額が確定後、余剰分を返金する形に変えたいと考えており、その返金の際にもATM受取が活用できないかと検討しています。

小櫻:また、社内でも今後は営業所への送金だけでなく、社員の経費精算にも使っていきたいです。今は営業所ごとに、ATM受取で送金している現金で精算業務を行っているのですが、経費データを本社に集約して送金し、セブン-イレブンのATMで受取ってもらう形に移行できたらと考えています。実現すれば、営業所での細かい精算業務がなくなるので、営業所の事務員の負担をかなり軽減できるのではないかと想像しています。

稲井:ぜひご検討いただきたいと感じています。特にタクトホームさまのような不動産業界では、印紙代をはじめ、ご担当者さまが立替える額が高額になってしまうケースも少なくありません。立替えをするにしても、銀行口座をご家族が管理していて、現金の引出しが不便な場合もあるでしょうし、精算してお金が戻ってくるのに日数がかかったり、土日や祝日に急いでATMを利用すればATM利用手数料がかかったりするなどのご負担があるのではないでしょうか。

立替金を用意すること自体が社員の方の負担になってしまうという話は、他社さまのお話でもよく耳にするテーマです。その点、ATM受取であれば、即座に現金で受取っていただけるだけでなく、送金に必要な情報はメールアドレスや携帯電話番号といった最低限の情報のみで、口座情報は必要ありません。企業さまにとっては、すでにお手元にある情報だけで送金ができますので、さまざまなシーンでお役立ていただけると思います。

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